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[初心者向け]算命学占いの考え方やルーツ,おすすめの占い方法を解説!

 

 

占いを受けに行くと、様々な種類の占い方法がありますよね。TV番組などでも良く見るとても身近な手相占いやタロットカード占いはイメージがつきやすいかと思います。

 

 

今回解説させていただく『算命学』は占い初心者の方で受けたことない方は、なかなか選択しづらいと思います。占いの中でも、深い歴史がある算命学では何がわかるのか。

 

 

算命学占いがどのような占いになるのか、またルーツや歴史に関しても簡単に解説したいと思います。

 

 

初心者向け算命学占い・その起源とは?

数ある占いの種類の中で最も歴史が古いと言われているのが算命学。
算命学の起源やルーツ歴史に関して簡単に解説します。

算命学の起源・歴史


自然に逆らわず宿命と運命の元に人生を歩むという思想から、算命学は成り立っています。

 

 

そのルーツは中国4000年の歴史の中、国春秋戦国時代の鬼谷子(戦国時代の策士)が生みだしたとされており、自然の中にある物事を基本とし法則性を用いている自然科学理論がベースに編み出された占い方法です。

 

 

「算命学」という文字だけ見たときに ”学” という文字も付いている為、多少堅苦しく感じるかもしれません。しかし大枠で言えば占いの一種になります。昔の人にとっては占いも学問と同じくくりだったと言えるかも入れませんね。

 

 
その頃の中国といえば、人気の漫画キングダムの題材ともなっている春秋戦国時代で様々な国や勢力が出てきては消えていった群雄割拠の時代でした。その中でも有名なのが、初めて中華を統一した秦の始皇帝ですが、彼も算命学があまりに的確に当たることに驚き、軍略や政治に多用するとともに秘術としてその存在を門外不出にしたとも言われております。古代中国では儒教や道教といった、多くの思想や哲学が生まれて発展していきました。

 

 

門外不出と言えど、算命学の教えは語り継がれ、占いの方法や考え方は伝承され続けました。その後も中国を中心にアジア圏に広がりを見せたと言われております。日本に伝わり広まり始めたのは100年ほど前と言われておりますが、算命学自体には深い歴史があるのです。

 

 

算命学の考え方とは?

算命学を語る上で基本となるのが「陰陽五行説」という考え方になります。

 

 

陰陽五行説とは古代中国で生まれた思想の一種で東洋思想の基本として様々な占いや学問に使われています。算命学や四柱推命、風水などの中国発祥の占いの基礎になっているほか、日本では平安時代に生まれた陰陽道などの基本になっています。

 

 

「陰陽五行説」はもともとは「陰陽説」と「五行説」に分かれていて、それぞれ独立した考え方でした。しかしこの2つの思想を組み合わせることによって複雑なケースの事柄も読み解くことができるようになったのです。

 

 

ここでは、『陰陽説』 と 『五行説』 に分解して解説したいと思います。

 

 

算命学における ”陰陽説” とは何?

日本でも陰陽道をテーマにした映画やドラマ、アニメなどが制作され好きな方はご存知かもしれません。陰陽とは書いて字の通り、全世界のことがらは陰と陽を分けられる思想のことです。

 

 

・光と陰
・表と裏
・S極とN極
・太陽と月
・肉体と精神
など、、、

 

 

なんとなくペアになって対峙している事柄に向けて使えそうだと感じますよね。陰陽説では、陰と陽はペアであり必ず2つで1セットです。

 

 

陰と陽は真逆の対立する性質でありながらも、陰が極まれば陽に転じ、陽が極まれば陰に転じる、として陰陽はお互いの性質を内包しているともいえます。陰と陽は常に隣り合わせだと言えば良いでしょうか。

 

 

そして、この陰陽が互いに影響し合いながら均衡を保つことによって世界の秩序は守られていると考えられているのです。とても大事なのは、どちらか一方があるからいいというわけではないということ。

 

 

陰ばかりでは動きがないのでやがて衰退し、陽ばかりではまとまりがないのでやがて崩壊する。働いている方であれば会社や学生さんだと学校のクラス組織でも想像しやすいのではないでしょうか?

 

 

白か黒かで世の中分けても、白の中に明るい白と暗い白があるように必ず陰陽が存在してしまうということも言えます。

 

 

東洋思想の陰陽説はざっくりいってしまうと、バランス取りましょう!調和が大切!といっているように筆者は感じます。この「バランスを取る」という考え方が好きか嫌いかはあれど、この世界で他人と共存するには必要な学びだと感じます。

 

 

算命学における ”五行説” とは何?


五行説とは、全世界のあらゆる物事は木・火・土・金・水の5種類の元素から成り立つ、という思想のことです。この5種類の元素を「五行」といいます。この世のすべては、この五行のいずれかに当てはまり、五行がお互いに影響し合っているから世の中は成り立つとされています。

 

 

・季節 : 春/夏/土用/秋/冬
・方角 : 東/西/中央/南/北
・色彩 : 青/赤/黄/白/黒
・味覚 : 酸/苦/甘/辛/塩
など、、、

 

 

言われてみれば何となく納得感ありますよね。(筆者は味覚は旨みやコクを追加したいですが 笑)

 

 

この五行思想は実生活でも使われることが多く、誰しもがいつの間にか目にしている「土用丑の日」なんかは有名ですよね。他には薬膳や中医学も五行説が基本となっており、弱っている患部に相性のよい食事の提案などすべて五行で繋がっているとされています。

 

 

陰陽と同じように、五行もまた循環することで五行はバランスを保ち、世界の秩序は守られていると考えられています。

 

 

陰陽説は切っては切れない存在として互いに影響し合いながら均衡を保つと説明しましたが、五行は影響し合って循環するといった表現になるでしょうか。五行はお互いに助けたり打ち消したりしながらバランスを保つ点が少し異なるかもしれません。

 

 

ちなみに、この助ける方の作用を「相生」といい、打ち消す方の作用を「相剋(克)」といいます。

 

 

算命学でわかること

算命学は他の占い同様人生の運気について幅広く占うことができます。恋愛や結婚、仕事や健康、財運などを読み解けるだけでなく、生まれながらの性格や特徴も判断できます。

 

 

また現在の環境や状況肉体的精神的情報から「五行」が絡み合い占い結果を導き出します。今後どのような人生を歩むのかなど、知ることができるため人生の指針として役立てられています。

 

 

代表的な占い項目についてご紹介します。

相性

算命学では占いで大変人気の高い結婚運や恋愛運、パートナーとの相性が占えます。お互いの生年月日だけでもが分かれば、あなたの運命の相手なのか、または相性が悪いのか判定致します。算命学はイメージでいうと計算するという感覚があるので割と具体的な数字での占い結果になることが多い為、具体的に結婚する時期などもわかり運命の相手に出会うタイミングや結婚までにどれくらいの期間があるのか、納得感が強い占いになります。

 

 

性格

算命学は生まれながらの性格や、その人が持つ特徴や宿命などを「陰陽五行説」に基づいて占います。豊かな人生にするには自身のことをより深く理解することが大切だと思います。算命学は自分自身と向き合うという意味でも有効な占い手法です。生年月日や親兄弟など不変の情報から決まっている変えることのできない自身の情報を元に形成されている性格の根の部分を知ることで、どのような人と、どのような場所で、どんな生き方をする事が自分には向いているのか。など判断する材料が手に入ります。自分自身を知った時、これから先の未来の行動に変化が生じ生き方が変わります。人生を自分の望む形に変えたい方は、まずはご自身を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。算命学は自身を見つめ直すのに向いている占術です。

 

 

運勢

運勢というものには波があります。運気がいい時の行動や決断は自ずと良い方向へ転んで行きます。逆も然りで運気が悪いときの判断や行動は避けるべきなのです。日々生活を送っていると、自身のタイミングではない時に決断や判断、行動を促される事が多々あると思います。その時に、もし運気が良い時期をあらかじめ目安として知っていたとしたらどう思いますか?その運気が上がるタイミングで決断しますよね。つまり運気が下がっているときにあえて旅行や就職転職、結婚などしない事は明白です。算命学には天中殺という時期があります、この時期を避けて様々な選択をして行くだけでもトラブルを避け自信を持った決断ができると思います。算命学で自身の運勢を知っておきましょう。

 

 

算命学の占い方


算命学は生年月日を干支歴で表し読み解いていく占術ですが、さらに分類すると「陰占」「陽占」という2種類になります。
 

 

・陰占では、命式を用い十干十二支から生まれ持った本質的な部分を占います。
・陽占では、身体の部位に見立てた人体星図を用いて性格や行動傾向などを占います。
 

 

算命学の陰占とは?

陰星では、生まれた瞬間に定められた変える事のできない情報から決まっている自身の運命のような事を知ることができます。生まれ持った宿命を知るためには、生まれた日の干を表す日干が重要だと言われており、生年月日を基に干支と蔵干を出した命式を用いて占います。干は全部で10種類あり、十干は10日間を一区切りにし、1日ずつ名前をつけたもの総称して十干と言います。

 

 

算命学の陽占とは?

陽星は、生年月日から導き出した人体星図という人間の身体を表した図で占います。図の体の部位と性格や時期を組み合わせて自身とエネルギーや運気の強さ弱さを占うイメージになります。ひとつ例をあげるとなると、体の中心にある「胸」は心臓の位置であることから自身を意味して、性格を判断するのに一番重要なポイント!のような感じで部位ごとに確認していくのです。生まれた年代によっても読み解ける内容が異なるので算命学では生年月日が非常に重要です。
 

 

一般的なよくある算命学の占いの流れ

算命学を本格的にいちから自分で占うには、膨大な知識と専門書籍が必要になります。簡単に生年月日等を入力するだけで結果が分かるサイトやアプリもありますので、まずは気軽に使ってみるのもいいでしょう!
 

 

・命式を割り出す

生年月日の出生データを基に作成される、命式(専用図式)に当てはめる。ここから運命や宿命・情報を詳しく割り出していきます。
 

 

・陰占と陽占を調べる

陰占と陽占で割り出せる内容が異なる為、それぞれ読み解いていきます。性質・本質・性格・適正・縁などが解ります。占いたい内容によって重点的に調べましょう。
 

 

・天中殺を導き出す

命式がわかったら、運気や時期を調べます。一番は、新しいことを始めるのに適さない時期である天中殺を調べます。天中殺は12年に2年、1年のうち2か月、12日のうち2日の周期で繰り返される為、占ってもらった結果を覚えておくと天中殺を避けて決断や行動ができるようになります。逆算して人生をプランニングできるようにもなりますね。
 

 

算命学のまとめ

初心者向け算命学についての解説、お読みいただきありがとうございました。

 

 

算命学は古くから、戦や政治などの重要なことに使用されてきた、陰陽五行に基づく詳細な占術です。現在では人生の運気の流れを読み解き、新しいことをはじめるタイミングや、ゆっくりと過ごすべき時期などをあらかじめ知っておける占いです。

 

 

大きな決断や人生の転機は誰にもある事です。より良い選択や決断が出来るように、算命学で運気の時期を知っている事だけでも人生を豊かにしてくれると思います。

 

 

占いの世界は深く、また様々な手法や解釈があります。算命学占いはその歴史は深く、信頼度の高い占い方法です。相談範囲も広いのでどのようなお悩みでもご相談いただけます。

 
占いは抱えているお悩みの解決に役立つことが多々ございます。ご自身にあった占い師の先生を探して人生をより良いものにしてください。

 

縁占館は横浜中華街の中で6店舗占い店を運営しております。ご相談事の場合は、HPのご予約フォームまたは店舗へのお電話にてご予約を受付けています。どの占い師が良いかわからない、という場合は店舗スタッフがおすすめさせていただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
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